ねるねるねるねをねらずにくうぜ

C とかC++(予定)とかpythonとかgnuplotとかmatlabとかmathematicaとか書く予定ですが、最終的にはねるねるねるねをねらずに食うことを目標にしているブログです

【TexMaker】includeを使って分割ファイルを取り込む時のtips

今回は単発の短いやつ。しかもTexの、TexMakerとかいう特定のエディタに関する話題。

今時、TexのエディタでわざわざTex Live じゃなくてTexMaker使っている人が果たしてどれだけいるかは不明だが、 卒論を書いていてクッソストレス溜まる現象を解決できたのでメモがてら。

今回は画像なし。

普通、卒論系のやたら長いファイルを書く場合、だいたいメインファイルを作り、チャプターごとに分けてそれをincludeする形になる。 つまり、main.texというファイルを作って、

...
\begin{document}

\include{Chapter1}
\include{Chapter2}
...
\end{document}

みたいにして、Chapter1.texとかを取り込んでいく。

TexMakerでエディット中、左下の[Structure]を押して、一番左上の " |= "みたいなマークを押すと、includeされているファイルやラベルなどの一覧が見られるようになる。

クリックすれば、そいつらが開けるので、編集しやすい。

が、コンパイルが面倒くさい。 例えばChapter2.texを編集中に、ショートカットからコンパイルすると、そのファイルだけで完結しているとみなされてコンパイルされるため、アホみたいにエラーがでる。

というわけでわざわざmain.texに戻らないとコンパイルができない・・・ こうなると、toggleでページを行き来できたり、完全別窓でmain.texが開けるとありがたい。

TexMakerでは、toggleはできるが、完全別窓でファイルを開くことはできない。

toggleは

[Alt]+[PgUp] or [Alt]+[PgDwn]

で、すでにファイルを複数開いている時のみ、ファイルを順番に移動する。

だが、もっと簡単な方法もあった。

やりかたは、

  1. main.texを開いて
  2. メニューバーからoptionを選んで
  3. master fileに設定、を選ぶ

これだけ。

これをすると、Chapter2.texでショートカットコンパイルしたとしても、勝手にmain.texからコンパイルしてくれるようになる。

これでちょこちょこ編集しつつ出力を確認するのも楽になる。

やったね。

なお、卒論ですが、

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