ねるねるねるねをねらずにくうぜ

C とかC++(予定)とかpythonとかgnuplotとかmatlabとかmathematicaとか書く予定ですが、最終的にはねるねるねるねをねらずに食うことを目標にしているブログです

【TexMaker】includeを使って分割ファイルを取り込む時のtips

今回は単発の短いやつ。しかもTexの、TexMakerとかいう特定のエディタに関する話題。

今時、TexのエディタでわざわざTex Live じゃなくてTexMaker使っている人が果たしてどれだけいるかは不明だが、 卒論を書いていてクッソストレス溜まる現象を解決できたのでメモがてら。

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【matplotlib】 軌跡を時間で色分けしてプロット

久々の投稿。

タイトル、どんなにしたらいいのかわからなかった

状況設定

ひとまず今回の状況設定。

空間を運動する粒子の軌跡を描くが、時間の情報も載せたい。

例えば、ボールを初速度 {v_{0}}で地面から{45^{\circ}}の角度で投げた時、軌跡は

{y=\frac{1}{\sqrt{2}}v_{0}t - \frac{1}{2}gt^{2}}

{x=\frac{1}{\sqrt{2}}v_{0}t}

このボールの軌跡を二次元プロットした時、下のようになるf:id:V0S-FRMK:20150913001850p:plain

これだと、時間の情報が無いので、○秒後にどこにいるか、とかはわかりにくい。 そこで、色に時間の情報を持たせることはできないか?というのが今回のお話。

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HDF5形式のファイル (3) pythonを使った読み込み

前回、乱数とそのスペクトル(フーリエ変換結果)をHDF5形式で保存しました。

今回は、それを読みこんで、再度プロットし直すことにしましょう。

前回の記事をみて、"random.h5"というファイルを作っている前提で話を進めていきます。

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【matplotlib】軸の目盛りを指数表記にしたいです

HDF5の読み込みは次回にまわします。ごめんね。 今回は、個人的にむっちゃ苦労したお話について、メモ。

目的は、

  • Scientific notationの指数を10^{n}にする
  • Scientific notationの指数の文字をでかくする

です。

まずは状況設定

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt

x = np.arange(1,1000,1)
y = 10e-7*x

fig, ax=plt.subplots(figsize=(5*1.618,5))
ax.plot(x,y)

これ、y軸の目盛り・・・指数表記したくない?したいよね?

というわけで、こいつをうまく指数表記する方法をここでは述べます。

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HDF5形式のファイル (2) pythonを使った書き出し

さて、前回は、HDF5とはなんぞや、というお話をしました。

今回は、pythonを使って

  • HDF5の中のデータを読み込む
  • HDF5形式でデータを書き出す

ということをしてみましょう。

ちなみに、あのあといろいろ調べてたら、こういうエントリーがありました。

HDF5フォーマットに関するメモ書き - たまに書きます

ここで”HDF5とはなんぞや”について、より詳しく述べてありますし、Cでのインストール方法も書いてありました。参考にしてみてください。

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HDF5形式のファイル (1) HDF5って?

HDF5とは

結論から言います。

  • HDF(Hierarchical Data Format)5形式とは、階層化されたデータ"群"を取り扱うファイル形式である

ナニソレ、イミワカンナイって人も、難しい話はオコトワリシメスって人も、まぁ落ち着いてください。 結構便利なんですよ。HDF5。 長文読みたくない?じゃあもっとわかりやすく言います。

  • HDF5ってのは、[フォルダ+データファイル]をひとまとめにしたファイルのこと

だと言っていいでしょう。あなたのフォルダの中にはたくさんのファイルがあるでしょ?HDF5を使うと、それが全部ひとまとめにされた”ファイル”になるんです。

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